お塩は大切 冷えをとる
ないがしろにされてきた出すこと

これまで私たちの健康法は、体に良いものを取り入れようと、栄養の摂取にばかり目を向けてきました。
それは、「足し算の健康法」です。
企業は聞こえのいいキャッチコピーで、いろいろなものをがんがん宣伝し続けています。
消費者が「入れなければ」、消費が進まなければ、業者は商売にならないからです。
私たちは、惑わされないように情報を整理していかなければなりません。
「健康が第一」と考え、自己防衛して、疑問を持ち、選択して行かなければならない時代が来ました。

出入り口の意味を考えましょう。



「何をたべるか」より「全部出し切る」ことが健康長寿の秘訣!
これまでの医学や栄養学、健康法は、「入れる]「補う」ことばかりに目を奪われてきた感がある。
しかし、食生活が豊かになり、医療も十分に発達しているにもかかわらず、
ガン、心筋梗塞をはじめ種々の難病・奇病がまん延しているのはなぜだろうか。
このような病気は脂肪や糖分、尿酸などの余剰物、老廃物が排せつできずに体内に溜まる「過剰病」である。
この現代人の「過剰」による病気も、まず「出す」ことで解決できる。

風邪を引く」という。つまり、「冷え」を体に引き込んで体調を崩し、よくなるときは、
「熱を」出す、セキを出す、タンを出す、発疹を出す、下痢を出すなど、「出す」ことによって風邪は治つていく。
次の字句からも「出す」ことの重要性がよくわかる。
生命を保つ上で一番犬切な「呼吸」は、「呼いて、吸う」と、出すのが先であることが字の順序で示されている。
「ギブ・アンド・テイク」もそうだ。まず、人にあげてから、もらうことが社会生活上も肝要である。
「出入口」といういい方を見ても、出るほうが先であると書いてある。
川も河口をせき止めれぱたちまち流れが澱み、汚染されてドブ川になる。
頑丈に組んである石垣にもちやんと排水口があるし、部屋にも排気口がある。
つまり、この世の中、すべてはまず出さないと話にならないのだ。
出すことができない限り、入れる話はしてはいけないのである。
医学博士石原結實『出すと病気は必ず治る』

意外とないがしろにされてきた「出すこと」 ・・・大掃除を始めませんか

「出すこと」、特に体内の毒素を出す為には、まずは、「入れないこと」、例えば、「断食」などが、よく知られていることです。
簡単に言うと、「体」・「心」・「身の回り=環境を、「大掃除」をすることが肝心なことです。
実際に、手間はかかりますが、お金はほとんど必要としません。
「体」の「大掃除」とは、体内にたまった毒素・悪いもの・いらないものを体外に出すことです。
「出す」方法として、代表的なものが、お風呂に入って「汗を出す」、運動をして「汗を出す」ことです。
身近に、源泉掛け流しの「温泉」があれば、最高で、まさしく、自然の恵みです。

今や現代医療とて、日本の産業構造の中にどっ遼り漬かってしまっているのが現状なのである。
現代医学が「発展?」したと錯覚させ、医者が病気を治してくれると信じ込ませてきた結果が、
30兆円を越える膨大に膨れ上がる医療費【国家予算】と、成人病の増加と病気の種類の変化である。

そんな現状の中、
健康ブームを逆手に取り、聞こえのいいキャッチフレーズでいろんなものを開発し販売する製薬会社、サプリメントを販売する会社・・・
いずれにしても、入れることを提案しています。
健康になる為に、最優先しなければならないことは、とにかく「出すこと」で、「体内の毒素を出す事」が、もっとも大切なのです。
そして、体内の毒素を出す為には、「ナトリウムポンプ機能」を正常に働かせなければなりません。
「出入り口」の意味を知らない企業たちは、はじめから、ボタンのかけちがいをしていることになります。
まして、利益優先の企業は、「入れること」だけ提案をし続けてきたわけです!
下痢は、体内にたまった毒素を出している症状です。
苦しくてもどんどん出すことが肝心で、薬等で止めては、かえって治るのが遅れます。
症状を和らげる為には、経験則で効果が実証されてきた民間療法を実践すべきです。
逆に、「便秘」はどんどん毒素がたまっている症状で、注意を払わなければなりません。
便秘は、危険という注意信号です。
その他、冷え性なども、同じく危険信号です。
病は冷えから起き、温めれば治る
「病は冷えから起き、温めれば治る」と云われています。
温泉療法は基本的には、温まって汗をかいて、皮膚から「毒素を出す」療法です。
日本には2431ケ所の温泉があり、塩原、塩沢、大塩、鹿塩など名前に塩がついているように、食塩泉が一番多くあります。
弱アルカリ性の単純泉が多く、塩は陽性の極です。
イオンのアンバランスを復元する効果もあり、病気・不浄・稼れなどの陰を祓い身を守ります。
食塩泉は体を温めるから昔から冷え性、婦人病など陰性の病気の治療や美肌効果、神経痛・筋肉痛・関節痛など万病に効くと言われ
万人の認めるところです。石鹸の泡の立たない、立ちにくい温泉は肌にも地球にも良い温泉、「子宝温泉」「美人の湯」です。
せっかくこんな温泉へ行っても、無理に石鹸を使ったら無意味です。
塩洗いで温泉の成分は強化されこそすれ、割り引きされることはありません。
有害物質はどうしてたまるの
有害金属(鉛・水銀・カドミウムなど重金属類やヒ素など)は、魚をはじめ身近な食品に多く含まれています。
そのため摂取量をゼロにするのは不可能なので、有害金属を蓄積せずに効率よく排出することが重要です。
魚は、脂肪の多い大型魚は控えめにし、近海の小型魚を食べるように心がけると良いでしょう。
大型魚は、焼くか蒸すなどの調理法で脂肪分を落とすことで、ある程度の有害金属は取り除けます。
有害物質のたまりやすいところ
有害物質等を「入れないこと」が理想ですが、これら重金属類は体脂肪に蓄積されやすく、
脂肪がエネルギーとして消費されるのを阻害する為、これらの有害物質を体内から解毒し出すことに努力が必要です。
脂肪に溜まりやすい⇒女性の乳がんの理由も脂肪に溜まりやすいことを考えると理解しやすいと思います。
脂肪に毒素が溜まりやすい⇒逆に、太っていくことは、毒素が溜まっているという証拠。毒素を体中に回さない為に太るのです。
『デトックス』について T
デトックスとは、身体の中の毒素を抜く、体内浄化を意味します。
これまで私たちの健康法は、体に良いものを取り入れようと、栄養の摂取にばかり目を向けてきました。
つまり「足し算の健康法」だったわけです。 しかし、栄養素は、体内に取り入れるだけでは効果は発揮されません。
なぜならば、体内にたまっている毒素が栄養の吸収を阻害し、きちんと細胞まで届いていないことが最近の研究で判明したからです。
効率よく栄養を吸収させるためには、まず体内にたまっている老廃物(毒素)を出すこと(=デトックス)が先決です。
つまり「引き算の健康法」が大切なのです。
水を飲んで、体内の余分な老廃物を尿や汗で排泄して、体の代謝機能を高めることはとても大切なことなのです。
『デトックス』について U
デトックスとは「解毒」という意味の英単語で、食品から体内に蓄積されていく有害物質(鉛・水銀・カドミウムなど重金属類やヒ素など)を、
体外に排出することで健康になるという考え方です。
これら重金属類は体脂肪に蓄積されやすく、脂肪がエネルギーとして消費されるのを阻害する為、
これらの有害物質を体内から解毒しダイエットで痩せやすい体質を作るといった
「デトックスダイエット」というダイエット方法も注目を集めています。
食生活で解毒
有害金属は、魚をはじめ身近な食品に多く含まれています。
そのため摂取量をゼロにするのは不可能なので、有害金属を蓄積せずに効率よく排出することが重要です。
まずは効率よく排出する食事を心がけましょう。ゴボウ・コンニャクに含まれる食物繊維は、
余分なミネラルが体内に取り込まれるのを防ぐ働きがあります。
タマネギ・リンゴ・コリアンダー・ニラ・ニンニクなどは、有害金属を捕らえて体外に排出します。
肝臓の解毒力を高める亜鉛やセレンを含む緑黄色野菜などと組み合わせて、取り込まれた毒素を排出するのが効果的です。
魚は、脂肪の多い大型魚は控えめにし、近海の小型魚を食べるように心がけると良いでしょう。
大型魚は、焼くか蒸すなどの調理法で脂肪分を落とすことで、ある程度の有害金属は取り除けます。
しかし、現在の私達の生活環境や生活習慣、また、様々なストレスによって”毒素”を排出する免疫機能・代謝機能が低下している為に、
体内に多くの”毒素”を溜め込んでしまっているとも言われています。
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