熱中症が進行すると、水分や塩分が不足していることが自分でわからなくなります
ひどいときには意識を失い、命が危険になることもあります
 熱と日光に長時間さらされないよう注意しましょう。
  熱中症は、熱と光に長時間さらされて、体の水分や塩分が失われ、体温が異常に上昇すること  から発症します。
 汗をかいたら水分と塩分を補給しましょう。
  汗には塩分が含まれます。汗をかいたら、水分とともに、塩(塩化ナトリウム)などを含む飲料を  取りましょう。
3 蒸し暑さ、急な暑さは危険度が倍増します。
  梅雨明けの強い日差し、真夏の炎天下など、強い日光とともに、湿度が高く急に気温が上がっ  たときは特に要注意です。
  高い湿度は、体からの汗の蒸発を妨げ、体温の上昇を加速してしまいます。
4 スポーツや炎天下での労働では、水分補給が必要です。
  スポーツの練習や試合中に水を飲んではいけないと思っている人、いませんか。大きな間違い  です。成果も上がらないばかりか、熱中症の大きな原因となります。
スポーツと塩の関係
スポーツ中の足の引きつり
山登りの携帯品に塩
熱中症の実例
日射病、熱射病などというのは
  @塩分不足で脳の機能、交感神経と副交感神経がダウンして知・清・意がバラバラになります。
車検(健康診断)ではどこも問題が無かったからと言って一長距離を高速運転(激しい運動をする)をすれば、ガソリンもオイルも極端に多く消耗することに事前に気が付かないか、無視して走れなくなったのです。
  A石鹸・シャンプー、の使用による皮膚機能障害が追い撃ちします。
酷暑の日に塩分と水分の補給を怠ることは命と引き換えであることを肝に銘じましょう。
塩は夏のスポーツの必携品です。夏バテとは塩欠による胃腸バテのことです。
朝、コップ一杯の薄い塩水を飲むことが有効です。
平成9年の夏の甲子園・高校野球では選手が暑さでダウソして塩を食べるようにしたと報じられました。
甘いお菓子や炭酸飲料は断って塩分を満タンにして、運動中も絶えず塩分のある水を補給すれば、
ゲームに対する智(計算、駆け引き、マネージメソト)情・意(ファィティソグスピリット)体(筋肉・神経)が自動的に最高に機能します。
『タオル忘れても塩忘れるな』どんどん塩を食べて競技に臨みましょう。
スポーツの強化合宿にはスポーツドクターが必ず居る事と思いますが、塩を何処まで減らせるか、何処まで増やせるかは研究済みでしょうね。
厚生省が塩を敵視しだしててから一般国民もスポーツマンも体力がなくなったと思いませんか。
日本陸連が暑さ対策に本格的に取り組み始めてもう10年以上になるそうですが、
高温.高湿を克服するのに発想の革命をして、入浴でのシャソプー、石鹸をやめ、塩浴だけにして皮脂の分泌を正常にしていれば、
汗が出てもハスの葉に乗った水が玉になるように弾きますから皮膚呼吸を正常にします。
甘いものの害に気づかなければ、次にも同じことが起きるでしょう。
スポーツと塩の関係
人間塩が抜けたら腰が抜けます。
夏に戸外ヘスポーツに出掛けるときには、飲んでみておいしいぐらいの塩番茶をもって行くことをお奨めします。
濃い色のシャツは汗をかいて乾くと塩が白く見えます。
昔、職業柄汗をかく人には、塩と水を持たせるのが決まりでした。
製鉄所の溶鉱炉で働く銑鉄工、造船所の溶接工、蒸気機関車の機関士などは
塩と水を仕事の前に準備して仕事中は塩をなめ水を飲みながらでなければ体が保たなかった事実があります。
暑さ対策は歴史に学ベば身近な所に実例が沢山あります。
暑くなくてもハードな仕事には塩が喜ばれます。
1993三年三月、TVで、看護婦さんが「(重労働なので)塩つぱいものが食ベたくなる、甘い物を戴いても嬉しくない」と言っていました。
東京オリンピックのときの選手村のレストラン「富士」の給料理長を勤められた帝国ホテル料理顧問・村上信夫氏の回顧では
「最初の入村レセプションでは帝国ホテルが宴会で出す普通の味付けでお出ししたら
「さすがは帝国ホテルの料理だ、おいしい」と称賛してくれた。
選手が練習を始めると日を追って「塩が薄い、塩をくれ」と一目い出した。
練習に励み、試合日が近付くほど塩の要求が激しくなった。
選手たちが言うには、『塩を摂らないと力もファイトも出ない、塩を摂れば摂るほどコンディションがよくなる』と言ったそうです。
スポーツ中の足の引きつり
夏に、ゴルフプレー中、後半にこなると急に足の引きつりを起こす人を私も見聞きします。
塩欠、水欠です。その場でほんの少量の塩を水と一緒に飲ませれば、
ゴルフならミドルホールでグリーンに上がるまでにケロリと治っているでしょう。
日常、減塩生活をしてしいなくても引きつる人がいます。
健康に気配りして、『減塩生活』をしている人は余計なりやすいようです
どこの筋肉が引きつるかは神のみぞ知る、たまたま心臓でなくて脚で良かったもの。
報道によると全国のゴルフ場で、心臓停止が約二OO件、足の引きっりは無数とのことです。
体の塩分がある程度以下になると植物に近くなっつた筋肉が予告なく突然ストを起こす
本当のサドソデスです。真夏のコンペで塩をなめなめプレーしていたら、
後になるほど実力以上のスコアーが出てチャンピオンになつてしまった人がいます。
口の中が粘ったとき、胃袋がちゃぶちゃぶいうくらい、水を飲んでも粘りは取れませんが、
塩をほんの少し口に入れて舌でかき交ぜればすぐとれます。
ネバネバはタンパク質ですから塩で溶けるのです。
山登りの携帯品に塩
氷砂糖やチョコレートを携帯するのが登山家の常識のようですが、これは危険です。
砂糖はカロリーはあっても虚のエネルギーです、気力・筋肉を弱める元凶です。
代わりに塩こそ十分に持つベきです。
ヒマラヤのシェルパが遭難者を助けたときは塩しか食ベさせません。
盃一杯ぐらいのぬるい塩茶(湯)を何回にも分けて口に入れてやり、しばらく様子を見てから、
また同じことを繰り返しているうちに元気になるそうです。
熱中症の実例(日射病・熱射病・熱けいれん・熱疲労)
◇1995年八月七日(月)付け読売新聞その他が
『滋賀県でのトライアスロンで、35歳の(競技の)ベテランが競技中に日射病死(急性心不全)した』と
報じました、お気の毒なことです。『過去の大会の検診でも異状がなかつた』とのことです、当たり前です。
淡水でなく海水であったら事情がよかったことでしょう。

◇同じく九月三日(日)福岡でのユニパーツフード最終日のマラソンで、
トップを走っていた鯉川なつえ選手がゴール直前の39q地点で突然意識朦朧となって
夢遊病者のようにダッチロールしてダウンし、何度も必死で起き土がろうともがいたのは見るも悲惨・壮絶でした。
優勝した草萱、二位・大谷選手もゴールイン直後に次々と担架に乗せられました。
あのまま死んでもおかしくない状況でした。男子20人、女子10人中12人が途中棄権、四人が酸素吸入を受けたそうです。
完走した人も『地獄を見た』と言うほどの苛酷なレースでした。
報道によりますと『この日の敵は高湿度(90%以上)で、汗が出ても皮膚に浮いた状態になる汗が蒸発せず体温がこもった
脱水症状を起こして汗が出なくなった』とされていました。
汗が浮いた状態になったのはシャンプー・石鹸を使っている為で皮脂の分泌が悪く、
汗を弾かなかったことによる皮膚呼吸不全でしょう。いつも塩浴していたち皮膚呼吸のトラブルはなかったはずです

◇1996年八月四日(日)女子プロゴルフ・鳥取旭国際浜村温泉ccでの、ミズノレディース最終日。
快晴猛暑の中で、最終組の岡本綾子さんがトップであったのに、最後のホールで池ポチャを打って自滅して二位タイになりました。
私は、たまたまテレビを見ていて、16-六番ホールあたりからシヨット・パットとも不安女定さが出ていました。
明らかに塩不足による精神力(判断・決断)と肉体とのダウンです。
塩水をちびりちびり飲んでいれば防げた以上に、尻上がりに好調になったものと確信しています。

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