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減塩は万病の元 |
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脳が塩を一番必要とするから塩を減らせば真っ先に脳がボケます |
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命の自損行為です。塩は命の元と言うより命そのものです。塩こそ命を活性化させ自然治癒力を高めます。
海は文字通り人の母なる水、あらゆる生命の原点。塩を減らすことは命を減らすことになります。
減塩論者は、生命が塩から生まれたことを無視し、塩の大恩を忘れ、生命が塩を求めている声が聞こえないようです。
見える病気から見えない病気、気が付く病気から気が付かない病気まで引き起こします。
小賢しい頭で「減塩」などと言い聞かせて神の摂理をねじ曲げるから、塩を摂らなさ過ぎて体調を崩すのです。
医学の言う塩の必要量とは、ただ単に生命を維持するための「餌」としての最低必要量です。
普通に活動する人・働き盛りの人に必要な塩の量ではありません。
塩のとりすぎは、
「脳卒中、心臓病、腎臓病、ガソ、成人病、老化、筋肉痙撃、神経、脱力感、骨粗髭症、肺炎、
高血圧、胃ガソなどのもとだから減塩せよ」と言い出したのが第一ボタンの掛け間違えです。
塩を減らしたら逆にこうなります。
東洋医学では体が冷える陰性の病気には陽性である塩を十分取るべきと説きます。
塩を食べないのは各人の勝手ですが、減塩が過ぎると陰性人間ばかりになります。
「一番おいしいものは塩、一番まずいものも塩」といわれる所以です。
「適塩」といえぱ何だか少し控え目、健康に良い感じがしますがこれは言葉の遊び、まやかしです。
地球上で命あるものは植物と動物しかありません。
植物は動かないから必須栄養素は窒素、リン酸、カリと言うぐらいで、
遠浅の波打ち際に自生するアッケシ草やマソグローブなど
好塩性植物以外は、塩(ナトリウム)をほとんど必要としません、むしろ不要・有害です。
動物の筋肉は塩が無ければ動きません、動く気もやる気も知恵も出なくなります。
「塩味は慣れの問題だから、薄味に慣れれば減塩出来る」と言う医学界の偉い?先生がいますが、
頭で言い聞かせて意図的に減塩などして舌が薄味に慣れたときには、
身も心も薄味、植物人間になってふんばりがきかなくなっています。
動物がナトリウムをとらないことは、限りなく植物に近づくことです。
あなたが減塩をすればするほど自分の方から植物に近づきます。
脳が塩を一番必要とするから塩を減らせば真っ先に脳がボケます。
ボケと寝たきりは、『同行二人』必ず相前後してやって来ます。
減塩キャソペーンが始まってから比例してボケ・寝たきりが増えています。
西洋医学が寝たきり老人を創り出しているから増える一方です。
減塩しても植物人間になって長生きして、死んでくれないから医療費は幾何級数的に膨らみ、
周囲は看病疲れでへとへとになる家庭の悲劇です。ボケた本人は極楽、周囲は地獄です。
寝たきり植物人間になりたいですか?
一日中部屋に籠もって考え事をした日などは運動した日と同じぐらいに塩味がおいしく感じます。
脳がしゃんとすれば体もしゃんとするものです。
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塩は高血圧の犯人ではない |
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医学界は"本態性高血圧"即ち「犯人不明」と言いながら「塩を犯人扱い」しています。
塩が血圧を上げるといいますが、低血圧の人は上がりません。
「塩を食べて低血圧の人がこれだけ上がったから高血圧の人は塩を食べないようにして下さい」と言うのも聞きません。
今の日本には、低血圧で朝が起きにくくて困っている女性が大勢いるのに、
低血圧の人へ「塩を飲め、食べよ」と勧めないのは何故でしょうか。
塩で血圧が即上がれほ低血圧の人には安くて簡単、大福音です。
夕食に、喉が渇くほど塩を効かせても翌朝血圧が上がったなど聞いたことがありません。
食事はおいしいのが御馳走、後で喉が渇くほど塩が効いているからおいしいのです。
卵を固める火は必ずバターを溶かします、バターを溶かさない火は卵を固めることができないのに、
高血圧に上げても低血圧には無力とは矛盾していませんか?
子供でも納得しない理屈です。
この一事を見ても西洋内科医学に頼りにならない部分が多いことは明白でしょう。
昔、製鉄所の溶鉱炉で働く銑鉄工、造船所の溶接工、蒸気機関車の機関士など職業柄汗をかく人には、
仕事中は塩をなめ水を飲みながらでなげれば体が保たなかった事実があります。
この人たちが職業病で高血圧になった話は聞いたことがありません。
高血圧や脳卒中は下半身の筋力の低下、筋肉量の減少のために上半身に血液が集まり過ぎる為に、
起きるとも言われています。
減塩で血圧が下がるとすれば、心臓が弱まるからです。
心臓を弱らせば血圧は簡単に下がります。
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塩不足が原因で起こる例として、こむらがえりを前に挙げましたがその他にも塩不足で起こる障害は多数あります。
特に気をつけたいのが腎臓です。
腎臓は、体内の塩分を一定に保つ役割を果たしています。
ですから、体内の塩分の濃度が低下すると、腎臓は一定に保とうと必死で活動します。
しかし、人は汗や尿によって、身体の塩分をどんどん外へと排椎していきます。
塩分が補給されることなく、排椎されるばかりであれば、腎臓の機能が追いつかなくなり、腎臓障害を起こしてしまいます。
ですから、腎臓の機能が低下している老人や赤ちゃんの場合、滅塩することは特に危険度が高くなります。
赤ちゃんの場合、腎臓機能が完全に発達していません。
赤ちゃんが脱水症状を起こしやすいのは腎臓の機能が完全でないからです。
ですから、水分を与えると同時に、体内でのナトリウムポンプが正常に働くように塩分も補給してあげなくてはなりません。
また、塩分が不足するとナトリウムポンプの働きが低下します。
ナトリウムポンプの働きが低下すると、各器官の働きも悪くなるのと同時に腎臓機能が低下することが加わり、
体内の水分不足を引き起こす結果、血液濃度が高くなってしまいます。
血液が濃くなれば血流が滞り、脳卒中などを引き起こしやすくなります。
たとえ脳卒中を起こさなかったとしても、血液が濃くなると、
他の内臓をはじめ諸器官の働きを低下させることにつながりますので、
気をつけなければなりません。
もちろん健康な人でも、大量に汗をかいたりした時は体内の水分が不足するとともに塩分も不足しますので、
その両方を補給する必要があります。
特にスポーツなどで汗をかいた時は、水だけをがぶ飲みしないで、水と塩分をバランスよく補給するようにしましょう。
水分だけが急速に満たされると、身体の塩分濃度が薄くなり、塩分濃度を一定に保とうとする腎臓に負担をかけてしまいます。
これで、滅塩が健康上有効でないこともおわかりいただけたでしょう。
減塩の食事は、味もあまりよいものではありません。塩は味の基本でもあります。
食事をおいしくいただくためにも、必要な調味料です。
味気ない食事を摂って、を害してしまうようでは意味がありません。
身体によい塩を選び、栄養バランスを考慮したおいしい食事を摂り、していきたいものです。
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おとなしくなりすぎる
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暴れる囚人に塩抜きの食事を与えると、おとなしくなるそうです。このまま減塩運動がすすめば、
日本中の人が元気のないやる気のない状態になってしまいます。
戦場で戦った兵士は、常に塩袋を持っていたと言われています。
塩不足は、長い人生における自分自身との戦いに勝つこともできなくなってしまうでしょう。 |
アレルギーの増加
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正しい塩分が血液中に含まれている中庸体質の人に、HIVは感染しません。
陰性化した血液にHIVが感染するのです。
エイズ患者に、いかに適塩が大切か分かります。 |
ガンや奇形の増加
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東洋医学的には、大腸は皮膚、のど、鼻などと気が流れる経絡という通 路で繋がっています。
大腸が腐敗状態にあると、皮膚病、喘息、アレルギー性鼻炎、花粉症などのアレルギーが現れます。
腐敗ということは悪い菌が増えることです。
たとえば漬け物を造る時に、塩が不足した場合は、漬け物が腐ります。
これは塩不足によって悪玉菌(腐敗菌)が殖えたためです。
同様に、私たちの食生活で塩不足になると
大腸菌がいつも腐敗状態でアレルギーになりやすい体質になることが分かります。
アレルギーの予防、改善にもまず適塩が大切なのです。 |
病原菌に弱くなる
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塩不足の漬け物はすぐ腐るように、人間の細胞も減塩では腐りやすい体、
すなわち病原菌に犯されやすい体となる。
お風呂に入ると、汗とともに塩分が失われます。
その後に、梅しょう番茶を一杯飲んで塩分を補給しておくと湯冷めして風邪をひく心配がない
という昔からの知恵は本当にすばらしいものであります。
ボケ、思考能力低下、痴呆症なども減塩するとなりやすいと考えられます。 |
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塩の摂り過ぎは起こり得ない |
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水の飲み過ぎが起こり得ないのと同じに塩のとり過ぎは起こり得ません。
生命に必須な空気、水、塩など陽性なものは体内で作れない、代用品を作ることも出きません。
塩は体の中で澱粉質が糖分に変化するようには変換も合成も出来ない無機質のノソカロリー生命維持物質です。
舌の機能は神秘的です。
舌はその時に必要とする塩分量だけをおいしいという味覚に変換する器官です。
舌は生命維持・生理危険識別センサーです。
神様は人間が体調・環境に応じて塩を適量だけ食べるように、舌に機能を持たせてくださっています。
塩に対する味覚と生理的必要量はコインの裏表の関係です。
生命は必要以上には塩を求めないから塩を摂り過ぎようにも摂り過ぎ得ないように舌(味覚)が拒絶します。
味覚に従って塩を食べていれば塩が原因の病気はあり得ないものです。
塩不足が慢性化すると塩不足の自覚症状がはっきりしません。
「体がだるい、しんどい、脳がすっきりしない」など原因が分かりにくく、
喉が渇くようにストレートには出て来にくいものですが、本当に満たされなげれば生命維持本能が理性を奪い、
泥棒してでも、人殺ししてでも食べようとするほどのものです。
スポーツで汗を流しお腹が空いた後などは、
塩のよく効いたものがおいしく感じてうっかり沢山食べてしまうことがありますが、
もしそれが体の生理に過ぎた量であれば自動的に復元作用が起こり体温が上がって汗をかいて、
余分な塩分を出そうと喉が渇いて水が欲しくなるように出来ています。
塩分は体内を常に環って出て行くのが正しい生理です。
そのときの生理的な必要量以上は体内にキープしないようになっています。
梅干しで塩をしっかり使ったときの土用干しで入り過ぎた塩分が白く出てくるのと同じです。
体や頭を使っていないときは、同じ塩加減のものを食べても塩っぱいと感じます。
汗をかいたり喉が渇いたら体が水を欲っし、飲めばおいしいのは誰でも同じです。
体が欲しがらないときはどんなおいしい水でも飲む気がしません、足りないときは泥水でもすすります。
牛馬を池の側までは連れて行げても、水を欲っしないときは飲ませることは出来ません。
料理がおいしいようにきちっと塩を使うのが一番健康に良いのです。
塩は体内で保存できないから不足すると骨を溶かしてまで体液中の塩分濃度を保って生命を維持しようとします、
骨粗霧症の原因です。
余分な脂肪は体内にどんどん溜まって美容上も健康上も問題になりますが、
余分に入った塩は水に便乗して汗や便になって体外へ出て行って残ってくれません、垂れ流しです。
苦いもの、塩辛いものは体を陽性にして引き締めバランスを取ります。
「良薬口に苦し」で元気にします、伝染病、食中毒にも強いのです。
砂糖は摂らなくても穀物など炭水化物・澱粉質を食べていれば体内でブドウ糖に変化し何の間題もありません。
虫歯の心配もなく、至って健康になるでしょう。
糖分の摂取はブレーキが効かず、警報機が鳴らず、
食べ過ぎてもある程度までは脂肪になってしまうだげですぐにはとがめが出ません。
突然ガクンとやられますから頭で言い聞かせてコントロ-ルしなげればならないものです。
甘いもの、酸っぱいものは体を陰性にして緩め伸ばします、病気のよろずやになります。
くたばったり死んだりしたら「あいつはとうとう伸びてしまった」と言われます。
勉強やスポーツのライバルには健康を気遣ってあげて、減塩を勧めてあげましょう。
ファイト、スタミナ、やる気がなくなり、優柔不断、ミス多発、しかも自分では気がつかない。
小学校の卒業式で校庭どころか屋内で椅子に腰掛けている子供が不調を訴えたり倒れたりするのを目の当たりにしました。
日本の将来は絶望的でさえあります。
塩不足の子供は、「運動場で遊びなさい」と言っても遊ぼうとしません。 |
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減塩神話の誕生 |
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@敗戦後の占領時代、GHQのDrダールが東北地方と九州地方を選んで食塩消費量と高血圧の関係を調査して、
「高血圧は塩のとりすぎが原因」と発表したのが騒動の始まりです。
当時は天皇陛下より偉いGHQの言うこと、
戦勝国アメリカの医学はペニシリソとDDTが劇的に効いたので完全に信用されたから、
誰も疑いもしないし反約もしませんでした。医者のカルテもドイツ語から英語に変えました。
今では「あの調査方法は全く幼稚であった、数字は信用出来ない」と
分かっているのに金科玉条にしているのが厚生省と医師会です。
ADrメーネリーの実験。
10匹のネズミを六ケ月間小さい箱にほうり込み、人間であれば一日500gぐらいにも匹敵するほどの塩を食べさせ、
飲み水に1%の塩水を飲まし続けたら、4匹だけが血圧が上がったと言うものです。
あとの6匹はどうしても上がらなかった。それにしてもよく死ななかったものです。
少ない4匹の方をとりあげて、血圧の上がらなかった6匹の方を無視しています。
これが科学者の正しい態度でしょうか?
たった4匹のラットに、世界、特にアメリカと日本が振り回されて、
その後アメリカは目覚めたのに日本は未だ目覚めていません。
ネズミは寿命が短く、無制限の広さの暗い場所で行動するのが習性です。
それを狭い明るい箱(籠)に閉じ込めるだげでもストレスが原因になって血圧も上がるでしょう。
しかも汗をかかない動物が汗をかく人間の参考になるのでしょうか。
長期的な効果や副作用は人間と同じではないでしょう。
動物実験の限界でしょう。人でも、ちょっと緊張するだげで上の20〜30ぐらいはすぐ上がります。
病院へ行って白衣を見ただけで上がることは良く知られています。
アメリカでは既に1980年頃から減塩説に疑問反省が出され、減塩については反省期さえ終わりつつあるようです。
1983年二月にはニューヨークのDrジョソニフルフが
「減塩の効果はなかった、塩を与えよ、塩は決して悪者ではない。
大衆に対して食塩を減らせと言うことは何ら科学的根拠に基づいていない、
健康な人に対して高血圧を予防するために減塩を強制するのは誤りである」と警告しています。
アメリカという国は禁酒法をつくるぐらい非常識なことにも過激に突っ走るけれど、
悪いと分かればすぐ引っ込める復元力がありますが、
日本は反対意見が出しにくい環境で、死人の洪水が起きて被害者が団体で訴訟を起こさない限り、
専門家の方からは決して改めようとしません。
指導した官も民も誰も責任をとらなくてもよい日本万歳!
しかし、厚生省の間違った、怠慢な指導で古くはカネミ油症〜-スモソ〜水俣病〜エィズ・HIVから0−157訴訟など、
役所の指導・許可のもとに営業する病院の医療ミスや、大企業が引き起こす公害訴訟、製造物責任で、
敗訴や多額の和解金が支払われていることは不気味です。
御用学者、監督官庁の役人の民間業者との癒着、指導の間違いの責任による損害賠償はとても払い切れるものではありません。
汚職とともに、役に立たないどころか有害な仕事をして国費を無駄遣いしています、
国民の受げた苦難は如何ばかりであったでしょう。
これは犯罪です。被害者になってから裁判を起こしますか、
それで救われますか? 間に合いますか? 遅すぎませんか?
HIV〜岡光序治事務次官の汚職など失点続きの厚生省はここで国民のためになることをしないなら廃省しましょう。
こんな出来もしないことに調査からキャソペーソまで国家予算を使うのは国費の無駄遣い以外の何ものでもありません。
信用出来ない数字を一人歩きさせてこれでもうけるシステムが出来ているから汚職が起きるのです。
厚生省と国民の健康はトレードオフの関係だから
「病人は医者のお客さん。全国民が健康になれば薬メーカ、医者は失業し厚生省も用がなくなってしまうから、
お客さんの減るような事しますかいな」と言う人がいます。
厚生省の仕事は国民の健康を保つことですが、力を入れるそぶりはしても効き目のあることはしません。
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塩をたっぷり食べることは公害自衛法 |
これだけ公害物質が多い時代では、公害物質を全く食べないでは済ませません。
体に入った毒を少しでも早く出すのが公害自衛法です。
塩は新陳代謝を活発にして老廃物を体内に滞らさないように汗と小便(塩水)などで出そう、
バランスをとろうとするようになっています。
元気であるためには塩分が体の中を常に循環通過して出て行くのが正しい生理、健康法です。
有害重金属類は尿には出ません、汗から出ます。
塩が切れたら体温が上がりにくく、汗も出にくくなりますから有害金属類が出てきません。
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病気になったら塩は減る |
病気のときの一番自然な反応が、食欲不振と発熱です。
人は病気で寝込んだり大怪我をしたら甘さ、辛さ、匂いに極端に敏感になります。
発熱でいくら大量に汗をかこうとも、食欲は極端に減退し普通の1/5ぐらいの砂糖・塩味でもすごく強く感じてきます。
今までなら何でもなかった蚊取り線香の匂いが耐えられないほどきつく感じます。
この時点の体調では塩も砂糖も必要がない、入れるとかえって害になる、これが正しい人体生理と考えます。
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低温処理の自然塩がカラダにいいわけ |
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わたしが考える「カラダにいい塩」とは、同じ自然塩のなかでも、海水を高温で煮詰めてとったものではなく、
「低温処理」によって採った塩です。
人が出合った最初の塩は"天日で干す"という低温処理によるものでした。
といっても、わたしが高温で煮詰めた塩でなく、低温処理で作られた塩がいいと考えるのは、
それが塩の起源だからというだけではありません。
そのことを説明するために、もう少し高血圧のこと、そしてイオンのことについて、見ていくことにしましょう。 |
高血圧の原因はナトリウムではなく塩素? |
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塩の主成分である塩化ナトリウムは、塩素とナトリウムという二つの元素が化合したものですが、
塩によって血圧が上がるといわれているのは、そのうちのナトリウムが原因だということが、今は定説になっています。
そのためか、塩化ナトリウム分を抑えて、代わりに塩化カリウムを添加した塩が健康にいいとして売られているぐらい、
ナトリウムは敬遠されています。
しかし一方で、高血圧の原因はナトリウムではなく、実は塩素であるという説もあって、
愛媛大学医学部教授・奥田拓道医博によると、
1904年には、すでに「高血圧の原因は塩素だ」という論文が発表されていたのだそうです。
その後1954年になって、「ナトリウムが高血圧を引き起こす」という説が新しく発表され、
以来こちらのほうが定説になって、『塩素原因説』はその陰に隠れてしまいました。
ところが最近になって、「血圧上昇の原因は、ナトリウムではなくやはり塩素にある」ということが、
実験結果で示されるようになったのです。
実験は以下のようなものです。
ナトリウムを、塩化ナトリウムのかたちではなく、
炭酸ナトリウムやクエン酸ナトリウムという塩素以外の元素と結びついたかたちで動物や人に与えても、血圧は上がらない。
その一方で、塩化カルシウム、塩化カリウム、塩化コリン、リジン塩素酸など塩素の化合物を与えると、
血圧が上昇する、というのです。
この実験の結果はつまり、血圧の上昇には、塩化ナトリウム中の「ナトリウム」ではなく、
「塩素」が関与しているということを示しています。
高血圧の原因は、ナトリウムではなく、塩素にある。
これまで常識のように考えられていた「ナトリウム原因説」からすると、これはびっくりするような話です。
なにしろ悪いのはナトリウムだと多くの医師は考えて、現在減塩指導をしているのですから。
しかし医師たちは、森下敬一医博の指摘のように、「そう聞いた」とか「論文を読んだ」という程度の認識で、
自ら確認することもなく、それをうのみにしている場合が多いのです。
わたしはかねてから、この「塩素原因説」「塩素悪玉説」を重要視してきました。
というのも、それには化学的な裏づけがあるのです。
塩化ナトリウムは水に溶けると、マイナスイオンである塩素イオンと、
プラスイオンであるナトリウムイオンに分かれると考えられています。
わたしたちの体内でも、この分離した状態で存在すると考えられているのですが、
しかし、この塩素イオンとナトリウムイオンの結合や分離のしかたが、塩によって違うようなのです。 |
高温処理の塩は塩素とナトリウムの結合が強い |
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「イオン」という言葉が、最近はぐっと身近になってきました。化粧品に「イオン配合」のものが登場しています。
またマイナスイオンがストレスをやわらげ、免疫系(簡単にいえばカラダの抵抗力)のはたらきを整えるということで、
空気中の「マイナスイオン発生器」なるものも売られています。
空気中のマイナスイオンは、木々の立ち並ぶ森の中や、水の飛び散る滝壷などにも発生しています。
森林浴をするとさわやかな気分になったり、滝壷に立っと心が洗われたようになるのは、
このマイナスイオンのなせる業だといわれています。
イオンには、この「マイナスイオン」と「プラスイオン」の2種類があります。
マイナスイオンはその名前とは反対に、電子を1個よけいにもっている、いわば凸状態のイオン。
一方、プラスイオンは1個足りない凹状態のイオン。
それでこの二つは、お互いの足りない部分を埋めようとでもするかのように、常にくっつこうとする性質があります。
なかでもナトリウムというやつは、手が早いとでもいうのでしょうか。
放っておくとすぐに反応して、ほかの物質と結びついてしまうのです。
そもそもナトリウムが単体で検出されたのは、今からわずか60年ばかり前のこと。
というのもナトリウムがほかの物質と大変結びつきやすい性質をもっているため、
塩化ナトリウムをはじめ、炭酸ナトリウムやクエン酸ナトリウムなど、
単体ではなくほかの物質と化合した「イオン化合物」のかたちでしか自然界には存在しないからです。
このイオン化合物には、"高温が加わるとその結びっきが強固になる〃という性質があります。
高温で処理されると、ちょっとやそっとでは離れないほど、固く結びつくのです。
これを専門用語で「閉殻構造」といいます。男女の関係で説明すると、熱く太陽がふりそそぐ南の島で、
とてもホットな状態になったふたりには、愛の炎も燃え上がって強く結びついてしまう、といったところでしょうか。
だから、高温で処理された塩では、塩素とナトリウムはとても強く結びつきます。
熱処理された塩と、熱が加えられていない塩では、塩素とナトリウムの結びつの強さに違いがあるのです。 |
低温処理の塩は塩素がカラダに残りにくい |
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低温処理の塩は塩素がカラダに残りにくい高温処理の塩と低温処理の塩。
この2種類の塩が体内に入ったとき、どんな違いが出るのでしょうか。
高温で処理された塩の場合、ナトリウムと塩素の結つきが強力なので、
カラダのなかでも塩素はナトリウムとくっついたまま移動する恐れがあります。
ナトリウムは、カラダの水分や塩分の状態を一定に保つために、細胞内外を常に出人りしています。
また「ナトリウム・ポンプ」という筋肉の動きをっかさどる大切な役目があって、全身でくまなくはたらいています。
このナトリウムに塩素がくっついたままでいるとすると、塩素がいつまでもカラダのなかに残っている可能性が大きくなります。
血圧を上げる原因となる塩素がいつまでも体内に残っていたのでは、カラダにとっていいはずはありません。
これに対して、低温処理の塩の場合は、塩素とナトリウムの結びつきが弱いので、
体内に入ると坦素はさっさとナトリウムから離れ、ナトリウムだけが体内に残っていろいろなはたらきをします。
塩素のほうは、尿や汗などからすぐに体外に排出されてしまいます。これは実験からもわかっています。
高血圧の人が、低温処理の塩を大量に摂った場合の、血液中の残留塩素量を調べてみると、
塩を摂った直後に、塩素の値がふえているのです。
血液中の塩素量がふえたということは、それだけ塩素がカラダのなかに残留しにくいということで、というのも、
これはやがて尿や汗、呼気などから、カラダの外に排出されていくからです。そのため、塩素の害も受けずにすむといえます。 |
塩素が排出されるとカラタもむくまない |
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この実験でもうひとつ興味深かったのは、大量の塩分を摂ることで起こる、カラダのむくみが起こらなかったことです。
普通、高血圧の人が大量に塩分を摂ると、
塩分濃度を一定に保っはたらきをする腎臓に負担がかかって、カラダにむくみが起こります。
これは体内に急にふえた塩分を薄めようとして、細胞内に水分が取り込まれるためですが、
この低温で処理された塩で実験してみると、不思議とカラダのむくみが起こりません。
高温処理の塩と違って、ナトリウムと塩素が離れて、悪玉である塩素がカラダから排出され、
体内のナトリウムが正常にはたちくので、この結果が出たと思われます。
多くの学者がいまだに「塩について、これほど製造方法や種類が豊富にあるとは知らなかった」というくらいですから、
「塩素が血圧を上昇させる原因かどうか」という理論については、まだまだ論議を重ねる時間が必要です。
しかし理論はともかく、
実際食べてまろやかでおいしく、しかもむくみがこない、ということで現実に高血圧の方に喜ばれています。
「塩はどれも同じ」ではないと知った以上、可能なかぎりおいしく、安全な塩で、
快適な適塩ライフをエンジョイしたほうが、りこうではないでしょうか。
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塩分制限の悪影響 |
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ひと昔前までは、東北地方の人に高血序や脳卒中が多かつた。
それは塩分のとり過ぎが原因だということにされ、
日本全国に減塩運動が起きて今日に至っている。
食塩(Nacl塩化ナトリウム)は塩素とナトリウムからできていて、
食塩をとり過ぎると当然、血液中にナトリウムが多くなる。
ナトリウムには吸湿性があり、
血液中にたくさんの水分を引き人れるから血液量が多くなる。
心臓は水分のために多くなった血液を力を人れて送り出さなけれぱならない。
よって血圧が上昇するのである。 |
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石原 結實 三笠書房
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ひと昔前までは、東北地方の人に高血序や脳卒中が多かつた。
それは塩分のとり過ぎが原因だということにされ、日本令凶に減塩運動が起きて今日に至っている。
食塩(Nacl塩化ナトリウム)は塩素とナトリウムからできていて、
食塩をとり過ぎると当然、血液中にナトリウムが多くなる。
ナトリウムには吸湿性があり、血液中にたくさんの水分を引き人れるから血液量が多くなる。
心臓は水分のために多くなった血液を力を人れて送り出さなけれぱならない。
よって血圧が上昇するのである。
しかし、東北の人々は、わざわざ高血圧や脳出血を起こしたくて塩分を多量にとっていたわけではない。
今のように暖房が十分でない厳寒の冬を乗り切るために、塩分をたくさんとる必要があったわけだ。
りまり、塩分には体を温める作用があるのである。
もし、東北の人々が当時、塩分を多量にとっていなかつたら、
脳出血で倒れる何年も何十年も前に、肺炎、結核、リウマチ、下痢、自殺などの冷えの病気で早死にしていたにちがいない。
高血圧や脳卒中があれだけ、多かった当時でも、東北地方の人々の平均寿命は全国平均と比べても2′-3年しか短くなかった。
この2-3年分も、塩分だけが原因ではなく、冬場の運動不足や野菜の摂取不足も大いに関係していたのであろう。
この考えを百歩譲つて、塩分制限のおかげで脳出血が減つたのだとしても、
今度は逆に脳梗塞(血栓)が増えてきたという'事実をどう説明したらいいのだろうか。
脳梗塞は自然医学的にいえば「硬くなる病気」であり、「冷えの病気」である。
.つまり、塩分不足の病気ともいえる。
塩分をこれだけ制限しても、高血圧の患者数は増えているのである。
つまり、塩分不足によって体温が低下し、
ガン、脳梗塞、心筋梗塞、糖尿病、脂肪肝、リウマチなどの膠原病、アレルギー、自殺などの-要因になつているのに、
肝心の高血圧が減っていないというのは単なるブラックユーモアでしかない。
海の中でケガをしても膿むことは少ないし、傷の治りが早いことば経験的に知られている。
海水には皮膚の免疫カをLげることも、また、殺菌作用もあることもわかっている。
その体表には薬になる海水(塩)が、体内に入ると一転して悪者になるということはおかしい。
しそうならぱ、同じ哺乳動物のイルカやクジラは海水を飲んで生活しているのだから、
皆、高血圧や脳卒中で死に絶えるはずである。
こう考えると、万一塩分が体に悪いとしても、化学的合成塩の食塩が問題なのであって、
体内に必要な鉄、亜鉛、マグネシウムなど、約百種類のミネラルを含む自然塩は、
健康にいいことはあっても悪いことば絶対にない、といつていいだろう。
それでも塩分が恐いという人は、発汗や排尿で水分とともにナトリウムを排出すれぱいいのである。
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